ONE NOTEのいろいろな実践的使い方

メールからメモの保存をする仕組み

 

 

OneNoteにはとにかくいろいろな機能があるので、全部を紹介するというわけにはいきませんが、最後にOneNoteの「メールでメモ」が使用できるアドレスを追加する方法を述べておきましょう。

 

何とGmailでもOKなのです!OneNoteの標準では、メールで送信した内容のメモを保存する機能として、Microsoftアカウントのアドレスからのものだけが有効になります。しかしGmailなどの他のアドレスでも追加できる方法があります。

 

Evernoteにも同等機能があるのですが、「プラス」プランで年額3,100円以上も必要となるので、OneNoteを選ぶ大きな理由にもなるわけです。

 

もともとOneNoteとEvernoteは、メールからメモの保存をする仕組みが異なっています。OneNoteは、あらかじめ登録した自分のメールアドレスから「me@onenote.com」に送信したメールがメモになりますが、Evernoteでは、割り当てられたメールアドレス「○△□@m.evernote.com」に送信したメールがメモになるのです。Evernoteから移行してきた人は、送信元のアドレスを気にせずにメールを送信するかもしれませんが、OneNoteだと、送信元のアドレスが登録済でないと受け付けてくれません。送信先のアドレスは共通で、送信元のアドレスでユーザーを識別しているのです。

 

OneNoteの初期状態は、Microsoftアカウントのアドレスが登録された状態です。そこで、例えばGmailから送ったメールをメモにして保存するには、事前にGmailのアドレスを登録しておけばいいのです。